[ 番 外 ]
「雨の降る街」放送されることのなかった幻のシナリオ?
このコーナーは本来「オフィシャル・アイテム」をご紹介するところですが、番外として「雨の降る街」のシナリオの一部をご紹介させていただきます。
内容は、ジプシー主演作「雨の降る街」において、ジプシーがドックに付き添われ、ヘロインの禁断症状と闘う場面です。本編ではドックが付き添いたいと申し出る事前のシーンと、数日後、元気になって二人揃ってボスのデスクの前に立つという事後のシーンはあるものの、禁断症状を乗り越えるという直接的なシーンは実際にはありません。
いってみれば「幻のシナリオ」ということになるかと思います。ただし!これは管理人が弊サイトを始めてからとある方からメールでいただいたものであり、出所はネット上という噂もあり、よってこのシナリオがホンモノかどうか真偽のほどはまったく不明です。メールを下さった方の情報では、「このシーンが実際に撮影まで行われたという噂もある」とのことです。
キャラクター研究の一資料として記録しますが、ただ、このシナリオがホンモノなのか、実際に撮影が行われたのかは、関係者もしくは運良くそのシナリオ本を入手した人でなければわからないでしょうし、「オフィシャル」という保証はまったくないので、あくまで「番外」という扱いにさせていただきます。ちなみにジプシーファンの間では古くから出回っていたようで?今更感もありますが、眠っていたデータの中にありましたのでこの機会に…。
「原昌之」ファンにとってはある意味衝撃的なシーンだと思いますので、未見の方はご自身のご判断でご覧ください。また、これがホンモノだったとして、実際に映像を見たい/見たくないも、ファンの中では意見が分かれるところでしょう。では前置きが長くなりましたが以下がその内容になります。
*「雨の降る街」幻のシナリオより引用──
見つめる昭、井川、一。
一「(ポツンと)淋しいだけだ……そう言ったそうですね、
ジプシーは彼女のこと」
昭「ウン(頷いて)……一緒に傘の中に入ってやりたい……
そうも言ってた……敗けだよオレの。完敗」
井川「!(ニッコリ笑って肩を叩く)ドック。あんたも見事だよ。
ああ、実に見事な刑事だ」
獣のような声がかぶって───。
警察病院・ある一室の前(夜)
やってきた一と淳二がビクッと立ち停まる。
中から聞こえる原の叫び声。
山村がその前の壁に凭れて、じっと立っている。
淳二「山さん?」
山村「!(頷いて)此処は良い。ドックに任すんだ」
淳二「!はい」
一「分かりました」
気がかりそうに去る一と淳二
山村「(中の叫び声に眼を閉じて)───(低く
頑張れよ、ジプシー……ドック」
同 ・ 中(夜)
ベッドの上で激しく暴れる原
その原を歯を喰いしばり、押さえつけている昭
昭「ジプシー!……もう少しだ。もう少しだ、ジプシーッ!」
89) 昇る朝日
90) 七曲署・一係室
──引用ここまで*
