HOMEへ戻る

紙媒体

ジプシー降板にあたっての三田村邦彦氏発言-1

〜「週刊テレビ番組」昭和58年2月25日号より抜粋 〜

《読者へのメッセージ》

 「わずか1年という短期間だったので、あっという間に過ぎてしまったという感じです。ジプシー刑事に対して愛着を感じるというよりも、何もしなかった、足跡も残せなかったのではないかという気持ちのほうが今は強いですね。

 1年前に『太陽にほえろ!』に入る時は、10年も続いた大番組ですからずいぶん緊張したことを覚えています。石原裕次郎さんという雲の上のような存在の人と共演するというのも夢のような出来事でしたから、自分もそこまで役者として来たのかなあという感慨もありました。 ただ、『必殺仕事人III』と掛け持ちで時間が無くて、最後の「さらば!ジプシー」を入れて4本しか”ジプシー編”がなかったのが残念です。プロデューサーの話ですと、他の刑事の半分だということなんです。

 ですから、僕としても降板については随分悩みました。結果として”転勤”という形になりましたので、もし復帰という話があれば今回の轍を踏まないようにスケジュールを空けて全力投球をしたいと考えています。局の人の話では、ファンの方から”転勤はいいが、後任刑事は入れるな”といった手紙も多く来ているそうですが、ファンの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

 幸い9月からは『必殺』も半年間休めますし、帰ってくるようなことがあればファンの期待に応えたいと思っています。

 最後に、お世話になったボスを始め『太陽〜』のみなさん、ファンのみなさんの温かい声援に心からお礼申し上げます。」


《送る言葉》ボス・石原裕次郎

「ジプシーはたった1年間の”勤務”だったが、本当によくやってくれた。『太陽』というとすぐ殉職となるんだけども、今回は転勤なのでホッとしている。次々と若手刑事が死んでいくと、何だか私が無能みたいですからね。三田村君は『必殺』でも知られていたし、『太陽』にはないキャラクターの持ち主でね。正輝とはほぼ同じ世代で、気も合っていたようだし、徹も慕っていた。その意味では影響しあって勉強になったと思う。
 『太陽』卒業生としてこれからも頑張ってもらいたい。
 それにしても1年間というのはあっという間ですね。入れ替わりも激しかった1年だけども、また新しく入る長谷直美君も加えて全員で『太陽』を続けていきたい。」

※レイアウト上、改行を加えた以外は原文のままです。

*SPECIAL THANKS TO "ninngyousasiti"

このページ上部へ

.

-三田村邦彦as原昌之in太陽にほえろ!:三田村邦彦さんが演じたジプシー刑事非公式データサイト(ファンサイト)です。三田村さん、足が長くてめちゃくちゃカッコイイ!-